お知らせ|人材調査、採用前調査、バックグラウンド、リファレンス、企業の信用調査は名古屋・東京の産通へ

お知らせ
News

2018/02/01スタッフブログ更新しました!「学歴照合確認について」

労働市場グローバル化における学歴確認について
バックグラウンドスクリーニングを主業とする当社では、国内海外のクライアント先から、大学、専門学校や高校等の学歴・学位の照合確認の問合わせを日々多数頂いている。
残念ながら、国内の大学をはじめとした教育機関の、卒業や取得学位に関する情報開示率は、学部にもよるが30%程度と極めて低い。
背景にあるのは、直接的には個人情報保護法の学内規定によるもの。間接的には日本国内の学歴や学位評価の在り方(卒業・学位証明書の不正率が極めて低い、新卒一括採用及び、大卒や大学院卒の初任給の平等化)等が上げられる。
一方、海外では学歴や取得学位が、その先の就職先や年俸に大きく影響する材料となり、その評価の在り方が変わる。少しでも良い就職先、良い給料を目指し、学歴や学位を偽るケースが増加する訳である。
こうした中、ヨーロッパや北米では、FCE(外国学歴・資格評価システム)を導入し、第三者機関が登録された大学等の学歴(成績)・資格や学位の評価を行い、学生のグローバルな流動性を確保している。我々調査会社はこうした機関にアクセスして学歴照合を行うことが出来る。
日本ではどうか? 中国国内に所在する大学・高等教育機関の学歴確認は確立されているが、国内大学等教育機関のFCEシステム(外国学歴・資格評価システム)は未だ構築されていないのが現状で、その対応は各大学に委ねられ、大半は卒業者本人以外には開示しない方向にシフトしている。

労働市場のグローバル化が急速に進む中、日本国内の教育機関においては、国内大学卒の学生が留学したり海外で採用される場合、大学や専門学校などの卒業資格、成績表、学位がどう評価されるか現状を把握して、積極的な情報発信が要求されている。卒業生にとっては、就職採用の重要な要素となる問題である。
学位(学歴)や成績評価システムの標準化と、その質保証の対応が国レベル・地域レベルで、早急に求められている。

本社スタッフ:M